365日、一年を通して常にマスクが必要だという人は最近では少なくはありません。私もそのひとりで毎日のマスク着用は欠かせません。
マスクガールの香織です♪
ただ、マスクと言ってもその種類は様々です。その中でも最近よく耳にする『サージカルマスク』という名前のマスク。
本日はそのサージカルマスクについて。通常の不織布マスクとどう違うのか?その効果とは?サージカルマスクの『サージカル』って何?
詳しく解説していきたいと思います♪
医療の現場で大活躍のマスク
マスクの需要が多くなった近年では、ドラッグストア辺りでもサージカルマスクの存在は良く目にしますし、とくに愛用者の多いのがこのサージカルマスクではないでしょうか。
だけど、そもそもサージカルマスクって何なのか?よく耳にする不織布マスクとどう違うのか?そもそも『サージカル』とは何を指すのか?
色々と『?』がつきますね。
まず、サージカルマスクのサージカルは「外科用」を意味しています。そうなんです、元々は医療現場で主に使用されていたマスクで、抗菌処理が施された医療機関専用のマスクのことで、そのサージカルマスクの材料のほとんどに不織布が使われていたんです。
ですから、サージカルマスクと不織布マスクは別物と考えるよりもマスクの種類(サージカル)とそのマスクに使われている材質(不織布)というわけですね。
中には綿で作られたサージカルマスクもあり、「綿タイプのサージカルマスク」「不織布タイプのサージカルマスク」と言うのが正しい表現です。
一般家庭に浸透してきたサージカルマスクの特徴
最近では医療関係の人達だけではなく私達一般人も手に取る機会が増えてきたために身近に感じるようになったサージカルマスク。
中でも不織布タイプのサージカルマスクは通常の安いマスクと比べて隙間が出来にくく、ウイルスや花粉が侵入するのを最小限に抑えてくれます。また、近年ではプリーツマスクの折り目が少ない立体型プリーツマスクと言った様々なタイプのサージカルマスクが誕生しています。
サージカルマスクの主な特徴として、3層のフィルター構造になっているということ。1番真ん中にあたる中間層には中間層にはメルト不織布が使用され、アメリカの医療専用のマスク規格に基づいる高性能マスクなんです。
ただ、ここ何年かでそのサージカルマスクの人気にあやかろうと、サージカルマスクとは似ても似つかない粗悪なニセモノが出回っているのも事実です。
サージカルマスクとは名ばかりでフィルターは3層構造ではなかったり、質の悪い不織布を使用していたり性能が低いと言ったマスクばかりです。
知ってた?サージカルマスクの性能を表す表記があるって?
サージカルマスクにはその性能を表す表記があるんです。マスクの説明に「BFE95%」または「PFE98%」といった何やら訳の分からない数値が記載されています。実はこれがサージカルマスクの性能を表す表示なんです。
BFEとは、約3µmの大きさの粒子(細菌も含む)をどのくらいシャットアウト可能かを示した値で『殺菌ろ過効率』とも言います。
かたやPFEとは、約0.1µmのとても極小のポリエチレン粒子のシャットアウト数値で『微粒子ろ過効率』を示します。
ですから、
「BFE95%」であれば、約3µm以上の大きさの粒子であれば、95%シャットアウト可能。
「PFE98%」であれば、約0.1µm以上の大きさの粒子デアレバ。98%シャットアウト可能となるんです。
とは言え、約3µmだとか約0.1µmだとか言われてもイマイチピンとこないですよね( ̄▽ ̄;)
私のわかる範囲内で粒子の大きさを比較すると…、
スギ花粉の大きさは20μm~40μm、
ヒノキ花粉は30μm~40μm、
インフルエンザウイルスは0.08~0.12μmとなります。
こうしてみると花粉とインフルエンザウイルスでは粒子の大きさが随分と異なります!
しかも、インフルエンザウイルスって、めっちゃ小さい(´°д°`)
そのため、サージカルマスクを選ぶ際には花粉を防ぎたいのか、インフルエンザウイルスの感染予防なのか、目的に応じてタイプを選ぶ必要があります。
サージカルマスク着用の注意点
とは、目的に合ったサージカルマスクを選んだとしても顔とマスクとの間には隙間が出来れば、本来の効果を期待するのは難しいのが実際のとこです。
そのため、自分の顔とマスクがしっかりと密着しフィットするようなマスクを探すことと、
サージカルマスクには表裏があるり間違うと効果が半減してしまうので正しい着用方法と取り扱いが重要になってきます。
自分に合った最適なマスクを見つけ出し、理想のマスクライフを送りましょう♪
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