マスクをする頻度が多く、もしかしてマスク依存症なのではないかと思われる方もいるかもしれません。では、どのような方がマスク依存症になりやすいのか、そしてどの様な診断法があるのかなどについて探っていきましょう。
マスク依存症になりやすい人とはどんな人?

まず、マスク依存症になりやすい方について考えてみます。まず、顔になんらかのコンプレックスがあり、それを隠したいと言う方が挙げられます。さらに人と上手にコミュニケーションをとることができず、あまり人と関わりたくないと考えている方も当てはまるでしょう。
自分自身に自信を持つことができずに、人とコミュニケーションをとることに不安感がある場合、話をすることも避けたい、自分がどう感じているのかを悟られたくないと言う方も、マスク依存症になりやすい傾向にあるのです。
この様な心情を、マスクをすることで和らげて、それに依存してしまう状況に至ってしまい、マスクがないと外に出られない方のことを言います。
マスク依存症はどうやって治すの?その方法とは?

マスク依存症というのは病気というわけではありませんが、知識のある方に診てもらうことが大事です。治療法は、『エクスポージャー法』という社会不安障害の治療に使われる手段が使われます。
この方法は、荒療治ともいえるものではありますが、不安要素となっている場面を敢えて経験することで治すというものです。これについては、専門としている医師等に相談をすることが適切です。
どういった病院を受診すればよいのかと言う点については、心療内科か、カウンセラーの元にするのが適しているでしょう。ちなみに、専門としていない医師ならマスク依存症を『依存症』として捉えていないことも考えられます。
そのため専門の医師に診てもらうことが大事になってきます。
どんなことでわかる?マスク依存症の診断方法について

どの様な状況であれば、マスク依存症と診断できるのでしょうか。まず、マスクをしていないとソワソワしてしまい心が落ち着かないということです。また、マスクを外そうと思うものの怖さが先行してしまい外すことができない、寝るときや食事、お風呂の時以外にはほぼ一日中マスクをしていると言う方は注意が必要でしょう。
中には、核家族であったり、あまりご近所との関わりがないと言う方もいらっしゃるかもしれません。そういったことで、コミュニケーションをとる機会も少なくなり自身がなくなってくることもないとは言い切れないとも考えられます。
できるだけ色々な方と接してコミュニケーションをとるようにして、自身の感情を表に出していくことも大事ではないでしょうか。
マスク依存症とその心理

マスク依存症になりやすい方は、顔にコンプレックスを抱いていて、それを隠したいと考えている方などが当てはまります。治療には、敢えて不安要素となっている場面を経験されるという方法もあるのです。
診断の方法については、マスクをしないと落ち着かずにそわそわとしてしまうことなどが挙げられるでしょう。
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