マスクの種類について解説

 

私たちが普段コンビニやドラッグストアで手軽に購入するマスクは、主に家庭用マスクです。

家庭用マスクの他にも専門的な業種の方が利用するマスクもあります。それぞれのマスクの種類や用途について、以下にまとめます。

 

家庭用マスクの種類と用途について

81e720dce687ddb066e1ead174621b2de18c38dd.01.2.9.2まず、家庭用マスクとして市販されているものは、大きく3種類に分類することが出来ます。

1つ目は、花粉対策用のマスクです。これは、主にマスク着用時でも息苦しさを軽減することを目的として作られているもので、花粉の粒子をカットするためのフィルターが付いているものです。専門的には、約30μm以上の粒子をマスク内に入らせないように不織布が編みこまれています。

次に風邪やウイルスの対策用として、着用するマスクは花粉対策用のマスクよりも、さらに基準が厳しくなっています。BFE(バクテリア飛沫捕集効率試験)とVFE(ウィルス飛沫捕集効率試験)の2種類の試験を行い、それぞれの基準値である、3μmと1.7μmを99%フィルターで捕集効果があることを明記されている物です。

3つ目の家庭用マスクとして、PM2.5対策用のマスクが有ります。これは、PFE試験(微粒子捕集効率試験)を行い、0.1μmのポリスチレンの粉塵を99%フィルタ捕集出来ることが明記されています。

 

業務用防塵マスクの種類と用途について

9210-3-4-view-WITH-PATH_D呼吸器を保護する目的で作られているマスクが防塵規格マスクです。これは海外の企画と日本の企画があり、それぞれ基準値を設けてあります。アメリカのNIOSHの認定防塵マスクは、N95マスクです。

このマスクの性能は、試験粒子の0.3μm以上を95%カットが可能で製品には、認定番号が記されている所が特徴ですが、長時間の使用には向いていません。

 

また、日本国内の国家検定を合格した防塵使い捨てマスクは、DS2規格マスクです。この商品もアメリカのN95と同等の規格で、マスク表面には、規格基準に合格した印字が確認できます。

どちらもやや、丸みを帯びたデザインで、鼻から、あごまですっぽりと隠れるくらいの大きめのサイズです。

 

医療用マスクの種類と用途について

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医療用のマスクは、防塵マスクのN95やDS2を利用することも多いのですが、手術用としてサージカルマスクと言うものを医師や医療従事者は主に着用します。

このマスクの基準は、BFEが95%以上、呼気抵抗が4.0以下に設定されていますので低く、呼吸がしやすいマスクです。燃焼性も低く設定してあります。特殊なマスクですが、50枚で900円位が相場なので、それほど高価ではありません。色はホワイトとブルーの2色が有ります。

 

 

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