中学生もマスクを多く利用している？その実態とは？

今は若い方が多くマスクをしている場面に遭遇します。高校生に多く見られますが、それは中学校の生徒でも同じなのでしょうか。今時の中学生のマスク事情について探ってみたいと思います。

感染症予防にもなるけどマスクを付ける理由はそれだけじゃない？

マスクに依存をする人が増えていると言われている昨今ですが、中学生でも校内でマスクをしている生徒が多いのです。マスクをすることで感染症は防ぐことができるでしょう。インフルエンザなどは飛沫感染することから、クラスメートと関わる中ではマスクを着けることは良いことと言えます。

ただ、最近では予防のためというよりも顔を隠すということや、表情を悟られないようにするためといった目的のためにマスクをする中学生なども少なくないと言えます。

繊細な思春期ならではの悩みがマスクで解決！？

中学生がなぜマスクをして顔を隠すのかと言うと、ニキビを隠したいということもあるようです。中学生は思春期ですので、ニキビに悩む生徒も少なくないでしょう。ニキビの発生が顔の広範囲に及ぶこともあることから、それを隠したくてマスクを付けるということもあるのでしょう。

また、自分の顔にコンプレックスがある生徒もマスクをすることがあります。団子鼻であることや、顔が大きいと思っている、歯並びが気になるなど、思春期の子には様々な悩みがあるものです。

生徒が良く読む漫画などの登場人物は綺麗に描かれていることが多いこともあってか、より自信を失ってしまうことがあるのです。

式典の最中はマスクを外すようにすることが大事！

さらには、卒業式などといった大事な式典でも外さないケースもあります。恥ずかしくて、自分の表情を見せたくないからです。しかし、式典はマスクを外すのがマナーです。それは、敬意を払う必要があるということがあるからです。例えば、卒業式であれば先生方や育ててくれた親御さんなどが敬意を払う対象になるでしょう。

コミュニケーションをとるためにも、表情や口の動きを見せることは大切なことですので、マスクは外せるようにしていくことが望ましいのです。

感染しないためには自分からマスクをすることも必要！

中学校でもスクールバス通学をされる方もいらっしゃるかもしれません。ある中学校では、保健だよりにウイルス等の感染は自身で止めることが大事であるという意味のことが書かれています。

近隣の小学校でインフルエンザの発症が起きたために、スクールバスで通学する際には、皆が揃ってマスクをするようにという指示が出されたのです。そして、校内でも必要次第でマスクをするようにして、手洗いうがいをきちんとするようにと保健だよりに書かれていました。中学生のマスクも、こういった場面では必要だということです。