中国でPM2.5が話題になりましたが、マスクで防御することが可能なのかといった点が気になるでしょう。そこで今回は、マスクがPM2.5に効果があるのかなどについて迫ってみたいと思います。
日本にもやってきているPM2.5は健康を害する恐れがある!
中国では、昼間でもガスがかかったようにPM2.5が舞っています。主に中国で飛散しているPM2.5ですが、日本では特に九州地方などにも飛来してきていることがあります。そうなると、やはり人体への影響も気になりますので、マスクをしようと考える方も多いかと思います。
PM2.5というのは、2.5マイクロメートル以下の物質のことを指します。発生するのは自動車や工場などといった石油類が燃焼することが原因となっています。呼吸器系の奥深い場所まで到達してしまうので、健康にも害になることが考えられます。
肺がんや気管支炎、ぜんそくなどが起こってしまう危険性があり、中国では汚染が酷くなっているので、死者まで発生しているのです。PM2.5のサイズはスギ花粉の1/12、髪の毛なら1/40ほどしかないため、花粉用マスクでは防ぐことはできないと言えます。
PM2.5に効果を発揮するのは医療用か産業用のマスク
上記の通り、PM2.5は通常のマスクでは防ぐことが難しいです。とても小さい物質なので、PM2.5に適した専用マスクを用いなければいけないでしょう。マスクには家庭用、医療用、産業用の3種類があります。
その中ではPM2.5に効果が発揮できるのは医療用か産業用と考えられます。家庭用のものなら市販されていますので手軽に入手することもできます。しかし、とても細かいPM2.5はすり抜けてしまうのです。
医療用と産業用のマスクの中でも、N95マスクやDS2マスクといった種類が、PM2.5に適しています。ただ、息苦しさを考えると医療用マスクの方が使いやすいです。
隙間をなくしてPM2.5が入らないようにすることが大事!
PM2.5に適したマスクを用意したなら、今度は装着の仕方にも気を付けましょう。まず、マスクの裏表を確認することが大事です。紐が付いていない方が、顔に当たる面になります。
鼻に当たるワイヤーの部分を半分に折るようにしてから、鼻に合わせてワイヤーを調節しましょう。プリーツ式になっているマスクなら、下までさげることが大事です。口を隠すだけではなく、顎まですっぽりと覆うことも大事です。
最後には、マスクの前に手を持ってきて息をしてみて息漏れを確かめることも必要です。もし漏れている感じがしたなら、もう一度ワイヤー位置などを調節しましょう。もし隙間などがあればPM2.5がそこから入り込む可能性もあるので、大事なポイントです。
PM2.5にはN95マスクやDS2マスクが効果的
PM2.5は、粒子がとても小さいために通常のマスクでは通過してしまうことが考えられます。なので、医療用や産業用のマスクを用意することでPM2.5を防ぐことができるでしょう。
マスクをする際には顎まで覆うことが大事であり、隙間を作らないようにすることが必要です。
コメントを残す