風邪をひいてしまった場合に移さないためや、風邪が移らないための対策としてマスクをすることがあるでしょう。接客業の場合であればどうなのかという点が気になります。マスクをしたまま接客をすることは失礼に当たるのでしょうか。
基本的に接客業ではマスクはNG!
接客をするお仕事の方は、いつもお客さんと接することになるのですが、店員にマスクをされているとあまりお客側としては気持ちが良いものとは言えません。もしマスクをしている店員に咳などの症状が出ていない場合には、どうしてマスクをしているのだと不審に思われるかもしれないのです。
もしかしたらお客さんは、自身が原因で店員はマスクをしているのだろうかと思ってしまうかもしれません。とは言え、本当に風邪をひいていて咳が出てしまったり鼻水が出る場合にはマスク着用も仕方がないケースもあります。
そういった場合には、お客さんに配慮して店員の方から一言添えてあげると良いのです。『風邪をひいておりまして、申し訳ありません』といったことを言うだけでも、お客さんも納得してくださるでしょうし、気分を害されないはずです。
きちんと言葉を添えるだけでも失礼には当たらないと言えます。
もし風邪をひいているならお客と接する場に出ないことも必要
風邪をひきマスクをして出社したというある方は、その日に会社に出向いてきたお客さんと打ち合わせがあったと言います。しかし、マスクをしたままお客さんと会うことはマナーに反するのではないかと思ったということで、マスクは外して打ち合わせをしました。そこで、実際にはマスクをしたままと取ること、どちらが正しかったのだろうかと悩んでおられたのです。
この疑問については、マスクをしての接客は失礼になるので、打ち合わせは他の方に代理を頼むなどの対処が必要という声があります。打ち合わせに同席をする必要があるなら、咳が出るなら1言断ってからマスクをするという方法もあるということです。
また、他の方はマスクはマナー上良くないということから、咳止めを飲んで対処してはどうだろうかと言われています。
訪問ヘルパーの方の場合は事業所のルールなどが様々
介護職の方も人と接するという点は接客業と一緒ではないでしょうか。この介護職である訪問ヘルパーをされている方は、マスクをしていれば失礼なのでしょうか。介護事業所では、マスクの着用に関する基準が同じではないのです。
ある事業所では、マスクが認められないという基準になりました。それまではルールが特段なかったものの、声が聞き取りにくいということや、顔が見えないといった事業所利用者の意見があったことから、マスクの着用を禁じたのでした。
しかしながら、今度はマスクをしないのかと利用者からクレームが付いたのです。
業種によって様々なマスクマナー
接客業の方は、基本としてはマスク着用がNGとされています。もし咳などが出てしまう場合には仕方がないので、お客に一言言うことも大事です。また、お客と話し合いの場などがある場合には、風邪をひいているなら参加せずに代理の方に頼むのも方法です。
介護の事業所においては、マスク着用の基準がその事業所によって異なるという特徴があります。
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