皆さんが普段からインフルエンザや風邪の予防や花粉対策で何気なく使用しているマスクについて、その歴史について知っているでしょうか?
マスクのその歴史は一体いつ頃からなのか?以外にもマスクの歴史は古いもの。さらには、意外と知られていないマスクの利用方法やマスクをどうやって使用するのかなどといったこともあります。
最近はマスク効果で美人に見えるということで、マスクを利用している人も多いのも見受けられます。
そこで今回はマスクの歴史ついて探っていきたい思います。
始まりは粉塵保護のマスクから
実はマスクの歴史は大正時代までさかのぼることができるのです。そんなに古い時期からマスクが存在していたなんて驚きですよね。さらに実は、欧米人には日常生活の普段からマスクを着用する文化はほとんどないと言われています。
実はアジアは世界的に見てもマスクの着用が一般的な習慣になっているのです。特にそのアジアの中でも日本はマスク着用率が大幅に高いのです。
そもそも、マスクが日本で使用され始めたのは工業用のマスクとして使用が発祥となります。これは、工場で製品を生産する際に粉が出るのですが、その粉を吸い込まないための粉塵保護を目的として利用され始めたのがきっかけになります。
その頃のマスクは耐久性が強いわけではなく、着用感もお世辞にも良いとは言えず、長時間の使用に向いていませんでした。しかし、その後の改良で現在のような軽くて丈夫な長時間の着用も可能になったマスクに至るわけです。
マスクが一般人に普及したきっかけは…
その後、マスクが日本で国民的に使用されるようになったきっかけは、1919年のインフルエンザの大流行にあります。
命をも落とすインフルエンザの脅威から皆、我が身を守るためにとマスク着用が主流になり、そのことがきっかけで日常的に使用されるようになったのです。
ちなみに全国マスク工業会という日本のマスクの業界団体もあり、全国マスク工業会のロゴマークなどもあるんですよ。
今や様々な種類のマスク
一般家庭へのマスクの普及から今やマスクと言ってもたくさんの様々な種類のマスクが存在します。
一般家庭向けの通常タイプのマスクからバイクに乗るときに装着するようなフェイスマスクのようなデザインのマスク、インフルエンザや細菌の侵入を阻止する専用のマスク、防塵力の高いマスク、ウレタン素材で作られたマスクと多種多様に渡って販売されています。
基本、マスクというものは通常の風邪や花粉の予防処置だけが目的ではなく防塵マスクといった、細かいホコリなども通さない特殊なフィルター機能のマスクもあり、工業用などで使用されることが多いマスクもあります。
ぜひ、皆さんも機会があれば、様々な環境に合わせたマスクを使用してみてください。
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