マスクと言うと、花粉症が辛いから仕方なく着けるというケースや、風邪をひいてしまったから他の人に移さないため(もしくは他から移らないため)といった用いられ方がこれまでの通常ではなかったでしょうか。
ところが、最近では伊達マスクを装着してそれから離れられないマスク依存症になってしまう方が多いと言うのです。今回は、その実態について探ってみたいと思います。
伊達マスク依存症の定義とはどんなものか?
まずは、伊達マスク依存症の定義について知っておきましょう。まず、風邪というわけでもないけれど、マスクを着けることが多いということはないでしょうか。また、お風呂や食事の際はいつもマスクを着けていないでしょうか。
さらに、マスクをしていると安心感を得られることや、ニキビや鼻などと言った点でコンプレックスを抱えていないでしょうか。そして、SNSを利用されている方は、写真を掲載するときに納得できるまで撮り直しを続けるといった点も、マスク依存症の域にあると言えるかもしれません。
人それぞれ!伊達マスクに頼ってしまう理由とは
伊達マスク依存症になってしまう原因としては、まず顔になんらかのコンプレックスを抱えていることも考えられます。鼻に悩んでいる方も多く、それを隠したいという心理からマスクをするのです。
目ならばメイクを駆使して改善することもできるのですが、鼻は改善が難しく手だてがないと考えている方も少なくないのです。そういったことから、マスクで覆うということがあるということです。
また、表情を隠したい方もマスクを用います。笑顔の引きつりを気にされることなどが理由です。マスクをしていると、自信をもって話ができると言う方もいらっしゃいます。その他には、癖になっていると言う方もいらっしゃいますし、口臭が気になるなどと言う方もいます。
マスクが外せない…それは心にも問題がある?
伊達マスク依存症になってしまっている方にしてみると、世間の見方についてどう感じていらっしゃるのでしょうか。マスクを愛用する方にすれば、放っておいてほしいというのが第一の感情かもしれません。
マスク依存になると、引きこもりになってしまう一歩手前とも受け取れますが、引きこもりになってきている方が良くしているというのが、正しい捉え方とも言えます。マスクをすることで、他の方との僅かな壁を作ることができるために、それに安堵を得られるというのが、マスクをしている方の意見です。
またマスクをすると他人に話しかけられないから楽であるといった心理も働くようです。ただし、こうした傾向は心にもなんらかの問題があることも考えらえれ、問題視されてきていることも知っておかなければいけません。
心の問題が引き起こす伊達マスク依存症
風邪でもないのにマスクをいつもつけていることなどが、伊達マスク依存症の定義とされます。伊達マスクに頼ってしまうのは、顔のコンプレックスを隠すためや、表情を隠すためと言ったものが挙げられます。
伊達マスク依存症になるということは、引きこもりになりつつある方に起きやすいことだとも言えるので、心の問題もあるかもしれません。
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